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富士技研化学株式会社では福島第一原発の事故後、福島市内の各地区において放射線量が高い現状に、
なんとか今まで培ってきた“有害物質の除去”という技術を活かして改善できないか?と考え、様々な
薬品を使って放射線量の低減実験をしてまいりました。その結果放射線量が高い土壌に2%薬剤を添加し
同時にセメントも加えて混ぜ込み、造粒することで、放射線量が約5分の1まで低減させることができる
薬剤の開発に成功しました。
今後商品化へ向けて実証実験と薬剤の調整を引き続き行っていきます。
去る11月9日に福島市にある財団法人福島県青少年会館のグラウンドにおいて低減処理実験を行い、
初期放射線量が1.6μsv/hで、処理後の放射線量が0.28μsv/hに低減されました。その実験結果と
紹介された新聞記事です。
画像は2011年11月20日(日)付 福島民友新聞
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